マイホーム購入で現金支出を減らすというのと並行して、どうにかして現金を増やすということも考えていってます。
その手段の1つとして、思い立ったのが「レンタルスペース」
最近は、レンタルスペースの勉強をするために本をいくつか購入して読んでます。
何冊かは読めたので、ちょっと計画について書いていこうかと思います。
レンタルスペースとはなんぞや?
その名の通りスペースの時間貸しです。
基本的にマンションの1室みたいな個室を時間貸しします。
僕ももともと存在は知ってましたけど、そこまで深く調べたことはなかったです。
コロナのときによく聞いたような気がします。
用途として、パッと思いつくのは、会議室やセミナー会場みたいなイメージがあると思いますが、実は、その用途は幅広く
・フィットネス・ダンススタジオ
・サロン
・ちょっと仲間と集まってわいわい(誕生日会や女子会、オフ会、推し会、勉強会、交流会など)
・撮影会場(YouTubeの撮影やコスプレの撮影会)
などなど、
僕は友達いないので気づかなかったのですが、いろいろあるみたいですね。
確かに、ラブホテルで女子会プランがあるなんて話題になってた記憶もありますしね。
「場所」に対する需要はあるように思います。
レンタルスペースに興味を抱くにいたった経緯
大家になる軍資金を貯める必要性
将来はわかりませんが、今のところ借金をして不動産投資をしようと考えておらず、すべて現金でまかなうつもりでいます。
ただ、このブログを読んでくれているあなたは知っての通り、僕にお金はほとんどありません。
だからこそ安いマイホームをローンで買ってまで、現金を貯めようとしてるのですから。
まあ、マイホームを買うというのは、どちらかというと経費削減のため、増やせる現金にも限界がありますし、時間もかかります。
僕もそれをただじっと待っているほど気が短くはありません。
収入を少しでも増やすことで、軍資金の貯めるスピードを増やせる方法はないかとずっと考えていました。
とはいえ、本業では収入は簡単に伸びそうにないし、そこまでもうやる気もない。
だからこそ、必要になってくるのが「副業」です。
なにかしらの副業で収入を増やせないか
とはいっても、ローリスクではじめられる副業については、プロフィールの記事でもお伝えしているように、ある程度は経験してきています。
ローリスクというのは、言い換えれば「お金のリスク」なわけです。
お金のリスクがゼロに近い副業は取り組みやすいですが、一方で「時間」と「手間」を差し出さなければならないものです。
若くて体力があるときであれば、がむしゃらに「時間」も「手間」もかけるということができますし、実際かけていました。
しかし、もう30代となって体力も衰えた上、普段の仕事に大半の時間を費やしてしまっている僕にとっては、もうそういったローリスクに手をつける余裕はありません。
、、、動画作成だけは細々やってますけども
体力の低下はめちゃくちゃ実感しますよ。
パソコンに2時間ずっとは座ってられないですし、普段の疲れもあってすぐに眠くなってしまいます。
それ以前にデスクの前に座って作業に入るまでに全然関係ないことしたり、ボーっとしたりしてしまって、余計に時間がかかってしまいます。
悲しい。
それはそれとして、副業のことだけじゃなく、モチベーションが落ちている本業とは違う仕事ができないかとも思って、
M&A(事業の買収)や事業継承に興味をもったんですね。
事業買収って、会社同士のことなんじゃないの?
と思うかもしれません。
でも、世の中にはいろんな規模の会社があって、中には小さい規模でやっているものもあるし、少子高齢化の世の中で、後継者不足に悩んでいる会社もたくさんあります。
小さな事業の売買が、スモールM&Aなんて呼ばれてたりするくらいには認知度もあがってきているようです。
そうやって小さな事業や会社を買い取って、新しい仕事ができたらおもしろいかなあなんて思ったりしてました。
しかも、お金がなくても、買い取りのお金に補助金があったり、会社として融資を受けられたりなど、やる気があればなんとかなりそうな気配もあるようなのです。
個人の連帯で借金させられる可能性もかなり低くなっているようですし。
なので、これも本を読んだり、実際にM&Aのサイトに登録したりして、情報を探っていました。
ただ、僕も手が出そうな事業は、経営が厳しい事業も多いのでなかなか簡単に手出しはできません。
生活費稼げなくなるなんてリスクもあるしね。
そんなM&Aのサイトを眺めていたら、ちょくちょく見かけた案件が、
『レンタルスペース』
だったのです。
レンタルスペースのメリット
そんなレンタルスペースのメリットはいくつかあります。
1人で運営できるシステムが整っている
レンタルスペースは、集客から予約、集金、清掃管理に至るまで、管理のシステムが整っています。
部屋を準備して外注すれば、あとは数字とのにらめっこがメインになります。
であれば、時間のない自分でも運営できそうです。
そして、1人で運営できるということは、部屋を複数に増やしていくことで、規模を大きくしていくこともしやすくなります。
比較的ローリスク
レンタルスペースは、賃貸借で物件を借り、その物件をレンタルさせることになるので、大きなリスクとなるのは、初期費用と家賃と退去費用くらいです。
もうだめだと思ったら、賃貸借契約を解除すれば、退去費用はかかりますが、比較的簡単に終わらせることができます。
退去費用がしんどいようなら、事業譲渡でただ同然で売り渡すのもありですしね。
大家業の練習になる?
これは僕が勝手に思っているだけですが、やることが大家業と似ています。
大家業とレンタルスペース事業は、
月極駐車場か、コインパーキングくらいの違いで、
場所探し、集客、その後の管理と、
やることに大きな違いはないです。
もちろん、物件を借りるか買うか、お客さんが物件を利用する目的の違いはあるので、まったく同じというわけではないですが、かなり練習になるんじゃないでしょうか?
レンタルスペースのデメリット
一方、レンタルスペースのデメリットは、
部屋探しが大変
そもそも、事業利用していい物件が多くない上、レンタルスペースは人に場所を貸すので、「転貸」という認識を受けやすく、借りられる物件はかなり限られてくるはずです。
自分も足を使って探す手間は少なくないでしょうし、
不動産屋さんに契約を手伝ってもらうためにお金を使ったり、家賃を高く設定しなければならないといった金銭的リスクを高める必要があるかもしれません。
初期費用が結構かかる
レンタルスペースは、部屋の用途に応じて改装する必要があります。
また、家具などが必要な場合もあるでしょう。
賃貸の初期費用もプラスされれば、何十万単位の費用は簡単にとんでいってしまいます。
しかも、その費用をペイできるかは、結局やってみなければわかりません。
それでも、いきなり物件を買ってしまうよりは、ハードルは低いです。
ちょっとセンスがいるかも?
女子会やパーティールーム的な部屋にするには、女子力というか、そういう女の子が気に入りそうな部屋に仕立て上げるセンスが必要です。
女子会向けのレンタルスペースの写真を見てると、なんとなくかわいい映えそうな感じなんですよ。
いい年したおっさんが女の子が気に入るような部屋をつくれるか、といわれると難易度が高いはずです。
人が多く関わる分トラブルも少なくない、、、はず
大家業であれば、ほとんど対借主さんの対応で済みますが、レンタルスペースはある程度の人数規模を相手にするため、それだけトラブルに見舞われる危険性も高まります。
世の中には自分の常識でははかれないような信じられない人々もいますからね。
そのストレスに耐えられるかどうかは、メンタル試されると思います。
あとは、そもそもお客さんが想定通りに入ってくれるかどうか未知数なのも、デメリットですが、それは当然のことなので、デメリットの中には入れませんでした。
デメリットを抑えるための戦略
これらのデメリットを抑えるために考えたのが、事業譲渡でレンタルスペース事業を手に入れること。
事業譲渡を受けることによって、物件を見つける手間がはぶけるし、初期の改装や備品の費用も抑えることができます。
センスが問われるような部屋の用途を避ければ、センスも気にする必要なしです。
事業譲渡の内容を見ていると、運営ノウハウも伝えてくれるというものも多いので、トラブルについても教えてもらえば、事前に対策を打つことも可能です。
人がすでに準備したものにのっかる形なので、最小限の負担でレンタルスペース事業をはじめることができます。
ただ、懸念としては、僕が買えるようなレンタルスペース事業は、うまくいっていない可能性が高いということ。
事業譲渡に決まった相場はないですが、利益の何か月分とか、だいたいそういった価格のつけ方をされることが多いです。
自分が出せる金額なんてしれてるものなので、
売買価格の安い事業の場合、そういったうまくいかないものをつかまされる可能性は高いでしょう。
という妄想でした。
ま、なんにせよ、住宅ローン決まらないと動けないんですけどね(笑)