前の記事で、7月24日に売主さんとの交渉の結果、物件価格が550万円に決まり、
その日のうちに不動産屋さんが提携している?住宅ローンの書類も3社分書きました。
確定申告書など、資料が不足している部分に関しても、帰宅後すぐに不動産屋さんに送ったので、翌日25日には書類提出できる状態です。
なので、
「盆休み中には引越しできるかな」
と、なんとなく軽く考えていました。
しかし、結構これが難航するんですね。
今回は、この住宅ローンの話を中心にについての話を書いていこうと思います。
あと、見積りももらったので、先にそちらに軽く触れてからにしましょうか。
不動産を買うのって、こんなにお金がかかるの?
物件価格が決まった翌日、不動産屋さんのほうから見積もりが届きました。
不動産屋さんの仲介手数料33万円はわかります。
ちょうど、この7月から法律が変わって、「物件売買価格が800万円以下の場合、最大30万円受け取ることができる」のは知っていたので、消費税を合わせれば33万円になり、それは予想の範囲内です。
これのおかげで、物件を売買する当事者にとっては、手数料が高くなって辛くなった半面、大家業をしていくうえでは、安い物件の売買について、仲介の不動産業者さんが協力してくれやすくなるというメリットがあります。
物件価格を値下げしても、不動産屋さんは手数料がしっかり入るので、値下げの協力も得やすくなるでしょう。
それはいいんです。
でも、
・登記を移転するのってこんなにかかるの?
・火災保険ってこんなにかかるの?
・保証料って何?
自分の勉強不足もありますが、これは聞いていくしかないと、1つ1つ不動産屋さんに聞いていくことにしました。
登記費用については、実はもっと費用が高くつく可能性すらあるようです。
住宅ローンを利用するためには、抵当権という担保の登記を設定しなければならないからです。
後日、司法書士事務所から見積もりを上げてくれていて、それを見ると、16万円超になってました。
しかも、不動産の所有権移転登記については司法書士を選べるけども、住宅ローンの抵当権設定については、おそらく銀行指定の司法書士を使わなければならないだろうとのこと。
不動産の登記については、司法書士を通さず自分でやることも可能なので、おいおいは自分でやれるようにはしたいなと思います。
火災保険は、なんとなく5万円くらいのイメージでいましたが、これについては自分で探してきてもいいとのこと。
明細をもらえれば、ローンの額に組み込んでくれるようです。
これは早急に探さなければ。
一番わからなかったのが保証料。
住宅ローンでは不動産が担保に入るわけで、保証なんか必要ないと勝手に思っていましたが、これが大きな間違い。
ちょっと調べれば、住宅ローンに保証会社が関係しているのはすぐにわかりました。
不動産を買うってハードル高いなあ。
ただ、裏を返せば住宅ローンでなければ、これは必要ないということ。
大家するなら絶対現金買いですね。
これに不動産取得税まで払わないといけないとか。。。
まあ、月々の支払いは今の家賃よりも楽になりそうだから、それだけは救い。
自分の考えは間違ってなかった。
住宅ローンって借りるまでにこんなに時間かかるの?
最初に書いたように
「盆休み中には引越しできる」
僕はそんな風に考えていました。
住宅ローンの場合は、
事前審査と本審査
と2つの審査があることは知っていました。
だから、事前審査なんて2、3日もあれば終わるだろうと考えていました。
しかし、見積書のメールが来てから、不動産屋さんからは一向に連絡がありません。
「このままでは間に合わないかもしれない」
僕はしびれを切らし、自分でも住宅ローンの申請に行くことにしました。
金融機関には管轄がある
僕は、車のローンでお世話になっている金融機関に出向き、住宅ローンの申請がしたい旨伝えました。
「車のローンもお願いしているところだから、住宅ローンも通りやすいんじゃねえか?」
「車のローンと同じ金融機関にしておけば、支払いも楽だ」
そんな安易な考えで行ってます。
金融機関に行って順番待ちの券を取り、
少し待つと、
ローンの相談専用の仕切りのある窓口に通されました。
そこで、今の状況を伝えると、
「住宅ローンは購入物件の近くにある支店で申し込まないといけない」
「車のローンがすでにある場合は、ローンを申し込んだ店舗で申し込まないといけない」
なんだそれ?
金融機関によると思うのですが、ローンの申請には管轄があるのですね。
なにせ住宅ローンなんて申し込むのはじめてだから全然知らなかった。
「不動産屋さんに住宅ローンの申請状況を聞いたほうがいいですよ」
とスタッフの人にさとされ、店を出てすぐ電話。
すると、
申請はしているけど、まだ金融機関からは何も返答がない状態。
「こんなに時間がかかるのか」
ここで、ようやく焦らないといけないことに気づきました。
引越しは自分でしようと思っているので、時間ができる盆休み中が大きなチャンスです。
ここでやらないと、空いた時間ごとに少しずつ荷物を運ぶことになり、引越しがいつになるかわかりません。
不動産屋さんに、無茶を承知で、
「売主さんに盆休みに大きな荷物だけでも運ばせてもらえないか」
とお願いしてもらうことにしました。
さすがに良しとはならないだろうなあ。
家に帰ってから住宅ローンの申請から実際にローンを利用できるまでの期間は
1か月半
をみておかなければならないと記述がありました。
「あ、こりゃ間に合わんわ。」
しかも、スムーズにいってそれなので、
もう盆休み中に決まるのは絶望的です。
そしてさらに、そもそも住宅ローンを借りられるのかどうかということも問題になってきました。
詳しくは次の記事で。