新たなる挑戦
このたび、eBay物販に挑戦してみようと思います。
レンタルスペースも検討したのですが、そもそも、自分の今の状態で不動産の賃貸契約ができるか不透明なところと、もし、契約できたとしても、利用者が少なければ家賃やその他初期費用やシステム利用料など、リスク要素が大きすぎました。
eBay物販であれば、リスク的には、在庫リスクとアカウント維持手数料で済むので、まだリスクをとれると踏みました。
若いころにも1度、eBay物販の存在を知った機会はありましたが、そのときは在庫リスクすら許せなかった上、実家に住んでいたので、仕入れの商品が頻繁に届いて親に迷惑をかけたり、物を置いておく場所の懸念もありました。
しかし、1人暮らしをしてる今、親に迷惑をかけたり、場所に関する心配はありません。
在庫リスクといっても、いきなり高額で大量の仕入れはするつもりがないし、多少の在庫なら耐えることもできます。
ってことで、この歳になって興味が出て、レンタルスペースが厳しそうという記事を書いてから、eBayに関する本を10冊くらい買って読み漁っていました。
eBay物販はやること多いし英語だしハードル高い
eBayってAmazonみたいなマーケットプレイスで、海外の人に向けて商品を売ることができます。
本ばかり読んでいても先に進まなくて仕方ないので、「とにかくやってみよう」とeBayにアカウントを作ってみることにしました。
一応日本語にもできますが、入力が変になったりする場合があるらしいので、英語版にして登録します。
登録自体はすぐにできましたが、アカウントのページを覗いてみてびっくり。
なんか、ページの作りが複雑?僕の理解力が低い?かわかりませんが、今自分が何のページを見ているかわかりません。
また、本を読んでいてわかったのですが、物を売るまでにやることが多い。
・eBayアカウント作成→完了
・ペイオニアアカウント作成→完了
・eBayアカウントとペイオニアアカウントの紐づけ→資料審査中
・クーリエ(海外の宅配便)との契約→とりあえず日本郵便とe-logiだけ
・古物商許可の申請→申請中
・eBayアカウントの初期設定や販売の規約作成→まだ
・商品の仕入れ→まだ
・商品の出品→まだ
などなど、めちゃくちゃやること多い。
しかも、アカウント関係は今どこまでできているのかわかりにくい。
果たして、僕は販売までたどり着けるのでしょうか?
現状までの話
eBayアカウントの作成
これは、すでに完了してます。
比較的スムーズにいったと思います。
eBayのサイトは日本語表示もできるのですが、入力がおかしくなる?ことがあるようなので、登録時は英語です。
「eBay アカウント作成」
なんかで検索すれば、やり方はいろいろ出てくるので、困ることはなかったです。
個人(パーソナル)のアカウントにするか、個人事業主・法人(ビジネス)のアカウントにするか迷ったのですが、後で変更できるということなので、とりあえず個人のアカウントを作成することに。
ただ、後から知ったことですが、クーリエ(海外の宅配便)との契約が個人事業主や法人であることを前提としているので、いけるならばビジネスのアカウントを作成したほうがよかったですね。
Payoneer(ペイオニア)アカウント作成
ペイオニアっていうのは、アメリカ発の外貨決済プラットフォームです。
eBayで商品を販売するためには、このペイオニアのアカウントがないとダメみたいなんですね。
だったら、アカウントを作ればいいじゃない!
ということで作成するわけですが、僕にとってはここが最初の鬼門になりました。
アカウント作成ページは、ある程度の項目を入力したら「次へ」ボタンを押して次のページへ進むという形になっているのですが、
なぜか2ページ目から、項目を全部埋めても「次へ」ボタンが押せない状態のままになってしまったのですね。
本来なら、入力したら、上の「next(次へ)」ボタンが押せるようになるはずなのです。
でも、押せない。
個人を確認するために認証番号を入力させる「Verification code」が間違っているのかと
思って何度も送られてきたSMSを確認してみましたが、間違いはありません。
ネットで検索したら同じ症状で悩んでいる人たちがきっといるはず。
そう思って検索してみましたが、情報量は少なく、あっても「サイト側の問題」とかだったり。
でも、サイトの問題だったら、もっと話題になっていてもおかしくないはずです。
なんとか少ない情報量の中から、「キャッシュの削除」や「ブラウザを変える」といった方法で表示されるようになるみたいな情報を見つけたので、
キャッシュを削除したり、普段Googlechromeを使ってるのに、わざわざFireFoxをインストールして試してみたりしましたが、やはりだめ。
そこで、ペイオニアにお問い合わせしてみることに。
ただ、お問い合わせした後も、何度もチャレンジは続けていました。
そうこうしているうちに、電話番号を入力してもコードの送信自体ができなくなってしまい、すぐに手詰まりになってしまいました。
問い合わせの返答があるまで「待ち」になりました。
コードの送信は、どうやら同じ番号から何度も要請があると、ロックされる仕組みがあるようです。
時間が経ったらまたできるようになってました。
お問い合わせメールにはすぐに返信がありましたが、どうやら自動でよくある質問みたいなもので解決できないか?と提案するものでした。
もし、解決できないなら、その旨さらにメールしないといけないんですね。
アカウントまだ作れてないんですけど?
まったく解決しないので、このメールに、
「does not solve(解決しない)」
と返信しました。
アカウント作成をはじめた日の翌日、
最初からビジネスアカウントをひらいたほうがいいこと、
eBayとペイオニアの連携させるアカウントのパーソナルか、ビジネスかはお互いお合わせないといけないことを知りました。
そこで、eBayのパーソナルのアカウントは閉鎖して、ビジネスのアカウントを作成しなおすことにしました。
ビジネスアカウントの開設は開業届が必要で、初心者はここもハードルになるそうですが、
僕の場合は10年以上前に出しているので問題なし。
ビジネスアカウントも難なく作成することができました。
そして、問題のペイオニアアカウント。
パーソナルからビジネスに変えたことで、問題が解決するのではないかという淡い期待を胸に、ペイオニアのビジネスアカウントを開設にチャレンジしました。
結果は、、、
同じでした。
次へボタンが押せないままです。
そうこうしているうちに、早くもペイオニアからメールの返信が。
なんともわかりにくい仕様だな。
とにもかくにもさっそく言われたようにすると、、、
「次へ」ボタン出てこないやないか!
またペイオニアに問い合わせないといけないのかと思って、再度ページを確認すると、、、
ただ国名入ってないだけでした(汗)
国名を入れると、ついに待ちに待ったNEXTボタンが。
これでようやく先に進めると思った矢先、
ボタンを押しても「Verification code」が
間違っていると突き返されます。
SMSに送られてきた番号を確認しても、入力に間違いはありませんでした。
なんでやねん!
ここまできて諦められるかと、
「ペイオニア コード 合わない」
なんかでGoogleさんに何かないかお願いすると、
SMSじゃなくて電話して聞いてみるといいとのこと。
すると、SMSでは何度再送信をしても同じ番号が送られてきていたのに、
電話では違う番号をおっしゃるじゃありませんか。
なんでやねん。。。
でも、この番号を入力すると、無事に次のページに進むことができ、無事にアカウントを作成することができたのです。
eBayアカウントとペイオニアアカウントの紐づけ
僕は、eBayからペイオニアのアカウントを作成しようとしていたので、ペイオニアのアカウントを作成してそのまま連携の手続きに進むことができました。
ただ、連携の手続きができただけで、連携を完了させるためには、免許証などの個人を確認する書類の審査があるようです。
手続きを済まして半日か1日かくらい経ったころだったでしょうか。
ペイオニアからメールがきて、「お手続きのために追加の情報が必要です」として、個人証明書類の提出を求めるページへのリンクが送られてきました。
さくっと免許証を送ると、ちょうどこの記事を書いていたときに「eBayのアカウントが連携されました」とのメールがきてました。
すごく対応が早くて助かります。
おそらく、これでeBayで物を売るための下地は整ったのではないでしょうか。
ただ、まだまだ規約の作成や、アカウントの評価を高めるために物を購入したりする必要があるそうです。
ほんとかどうかわかりませんが、いきなり販売するとアカウントがサスペンド(凍結)される恐れがあるんだそうな。
厳しいですね。
ここまでの時点ですでに諦める人が多そうです。
でも、参入のハードルが高いということは、それだけライバルが現れにくいということ。
なんかやる気出てきました!
クーリエ(海外の宅配便)との契約
eBayで物を売ったら、相手に届けてもらわないといけません。
そこで、クーリエが必要になってきます。
僕が事前に勉強した限りでは、
・日本郵便
・DHL
・FedEX
の3つはアカウント持ってたほうがいいとのこと。
最初は3つともアカウント開設しようと思ってましたが、どうやら、DHLやFedEXは送る個数のノルマがあるらしい。。。
アカウント作成するだけでいきなりそんなことにはならないと思いますが、
怖くなったので、日本郵便だけとりあえずアカウント作成しました。
そして、もうちょっと調べてみると、eBayからe-Logiという公式の出荷ツールがあることを知りました。
配送自体はFedEXを利用するそうなのですが、直接FedEXに頼むよりも安くなるそうです。
それに、ノルマはないみたいなので、願ったり叶ったり。
アカウント作成しておきました。
なんかFedEXにもアカウント作ってe-Logiと連携させないといけないようですが、もうちょっと調べてからにします。
古物商許可の申請
たぶん、これが最初のかなり大きなハードルになる&時間がかかるものになると思います。
申請後の審査で40日くらいかかるんですって(汗)
でも、これなしでeBay物販やっちゃうと犯罪になりますから。。。
自分で申請できるそうなので、最初はそうしようと思いましたが、調べているうちに、
「なんかものすごく大変で面倒くさそう」
と感じてしまいました。
いろいろ書類が必要な上、申請が通らなかった場合でも、手数料はかえってこないそうです。
手数料、19000円ですよ?
それに、賃貸の家で申請する場合、大家に使用許可をもらわないといけない可能性があるとか。
、、、もらえなかったら終わるやないか。
早くも、自分だけでやることは諦め、プロを頼ることに。
使用許可が必要かどうかは、それぞれの地域の警察署によっても違うそうですよ。
交渉次第でなしにできたりする可能性もあるようです。
いろいろ調べてまわりましたが、シンプルに
「古物商 申請」
なんかのワードでGoogleさんに聞いてみると、
「代行」という文字がタイトルに入った記事が多数出てきます。
そこで、「古物商 申請 代行」で検索してみると、
代行してくれる業者のページがわんさか出てきます。
業者に払う費用も1万円~5万円まで結構差があったりします。
この差が出てくるのは、どうやら、
・完全に丸投げする
・書類作成+必要書類収集+警察署への交渉
・書類作成のみ
など、どの程度任せるかで差がつくようでした。
たくさんの業者がいる中で、吟味した結果、
1万円(税抜)で引き受けてくれる行政書士さんにお願いしました。
価格としては結構格安の部類です。
僕がお願いした人の場合、書類の提出は自分で行い、書類作成や必要書類収集の補助をしてもらうというもの。
報酬を振込すると、さっそく「これに入力して」と個人情報を入力させるようなPDFファイルが届きました。
いくつかやりとりしながらPDFファイルを作成して送ると、翌日には申請書の大部分はできあがっていました。
僕は、あと、住民票と身分証明書を取り寄せればオッケーな状態に。
住民票は、今はコンビニで手に入れられるので楽ですね。
ただし、マイナンバーは非表示、本籍地は表示のものが必要なのは注意です。
やっかいなのが「身分証明書」のほう。
運転免許証じゃダメですよ。
本人確認じゃないみたいです。
調べてみると、
「本籍地がある市区町村の長が発行する、次の3つの内容を証明する書類」とのこと。
・禁治産または準禁治産の宣告の通知を受けていない
・後見の登記の通知を受けていない
・破産宣告または破産手続開始決定の通知を受けていない
いや、はじめて聞きましたわ。
ていうか、本籍って、あまり求められた記憶がないから、過去の習慣の名残くらいに思っていたんですけど、ちゃんと意味があったんですね。
僕の場合は、今の住所よりもかなり遠方だったので、郵送で請求しないといけません。
もちろん、やり方もよくわかりません。
ですが、そこはさすがやはりプロに頼んだカイがありました。
PDFで、身分証明書に必要なものは何か、どこに送るかまで丁寧に教えてもらったので、
僕はそれに従って、切手代やら定額為替(はじめて知ったけど現金を郵送するための小切手のようなもの)を用意して送るだけで済みました。
この記事を書いてる今日送ったばかりなので、返ってくるのは1週間くらい先になるのかな?
それさえそろえば、いよいよ提出にいけます。
提出も、いきなり警察署に行ったら良くないらしくて、行政書士さんが交渉ついでに作法をきいてくれて、こちらに教えてくれました。
僕のところは予約制でした。
しかも、営業所が賃貸の場合に必要になるかもしれない使用許可も不要とのこと。
ラッキー!
もし、「賃貸だから」と諦めているなら、一度プロに相談するのもいいと思いますよ。
先は長そうだ
古物商の許可が下りるのも40日はみないといけないらしいし、どうやら、eBay物販を開始できるのはまだまだ先になりそうです。
想像以上にハードルは高いですね。
でも、ハードルが高いほど、期待が大きくなります。
だって、僕は今まで参加ハードルの低いものしか手をつけたことがないから。
すでに面倒くさいこといっぱいだったけど、ちょっと楽しみでもありますね。
また、何か進展あったら記事にしようと思います。